業務中にコロナにかかったら労災申請を!!手厚い保障が受けられます!
新型コロナがまた拡大していますね
東京などで緊急事態宣言が再発例され、今後どうなるのか心配です。。。
そこで今日は新型コロナと労災についてご紹介します!
目次
1.労災ってなに?
2.業務中にコロナにかかったら
3.受けられる保障
4.さいごに
1.労災ってなに?
労災とは、労働者が業務中に病気にかかったりケガをしたときに治療費や休業補償を受けられる公的な保険です。
保険料は全額会社負担なので給料から引かれたりすることはありません。
対象者は全労働者なのでパートでも正社員でも全員加入しています。
ちなみに皆さん「保険証」をお持ちだと思います。風邪ひいて病院に行ったときに受付で提出するあのカードです!
この「保険証」は健康保険という制度に加入している証です。
健康保険も公的な保険なのですが健康保険は業務中以外でかかった病気やケガなどを保障してくれる保険です。
「労災保険」と「健康保険」は別もので、今日ご紹介するのは「労災保険」のほうです!
労災保険のほうが健康保険よりも保証が手厚いのが特徴です!
2.業務中にコロナにかかったら
もし新型コロナにかかってしまい、業務中にかかった可能性が高い・・・という場合は労災保険の適用を検討してください!
具体的には以下のようなケースが考えられます。
・医師や看護師など医療従事者・介護従事者は感染リスクが高いため、明らかに業務外で感染したことが明らかな場合以外は基本的に労災が適用される
・飲食店に勤務しており新型コロナ感染者が来店していたことが明らかになった。その後PCR検査の結果、複数の同僚から陽性反応が出てクラスター認定された ⇒ 労災認定されます
・営業社員であるAさんと営業車に同乗していたBさんが新型コロナに感染していることが判明した。その後Aさんは風邪の症状が出たためPCR検査したところ陽性反応が出た。Aさんはそのほかの感染者との接触はなかった ⇒ 労災認定されます
上記は一例で、確定的ではないもののおそらく業務中での感染だろうケースもたくさん労災認定されています。
3.受けられる保障
では労災認定となったらどんな保証が受けられるのでしょうか?
保障内容は大きく分けて2つあります。
①療養に必要な医療費 ⇒ 全額保険で補償されます(自己負担0円です)
②休養中働けない間の給料 ⇒ 8割保障されます(税金はかからないので手取りは普段の月収とほぼ同じくらいになることが多いです)
特に有利なのが②です。
健康保険でもケガや病気で働けない間の給料の保証はありますが保障される割合がその人の平均的な月収の約67パーセントです。
例えば平均的な月収20万円の場合、健康保険だと1日当たり4,400円くらいですが、労災だと6,500円くらいになります!
万が一感染してしまった場合は労災の適用が受けられるよう勤務先や労働基準監督署に相談してみましょう!
4.さいごに
この「労災」は雇用形態に関係なく全労働者が受けられる保険です。
学生アルバイトでも、日雇いバイトでも、不法滞在している外国人労働者であっても労災は受けられます!
周りに新型コロナに感染してしまった人がいたら広めていただけると幸いです!
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