【2021年版医療費控除】やらなきゃ損!医療費控除をわかりやすく解説します!!
確定申告時期が近づいてきましたので医療費控除についてわかりやすく解説します!
目次
1.医療費控除とは
2.医療費の合計が10万円以上なら医療費控除の対象
3.医療費控除の対象になるもの、ならないもの
4.家族の分も含めてOK
5.医療費控除のやり方
6.まとめ
1.医療費控除とは
医療費控除とは支払った医療費の額に応じて所得控除(所得税の納税額が低くなる)制度です。
会社員の方の場合は確定申告することにより、フリーランスの方は確定申告に医療費控除の額を反映させることにより節税につながります。
2.医療費の合計が10万円超なら医療費控除の対象
今年の1/1~12/31までに支払った医療費の合計が10万円(総所得が200万円以下の方は所得金額の5%)超なら確定申告をすることにより節税効果があります。
なお、保険金で補填された金額がある場合は医療費の合計から控除します。
<節税効果イメージ>
医療費合計50万円 保険金20万円 年収500万円 扶養なし会社員の場合
(50万円-20万円-10万円)×10%(所得税率)=20,000円
3.医療費控除の対象になるもの、ならないもの
<医療費控除の対象になるもの>
基本的には治療に要した費用です。
・病院での診療や治療費や入院費
・医師の処方箋をもとに購入した医薬品
・通院のための交通費
・介護保険の対象となる介護費用
・治療のためのリハビリやマッサージ代
・子どもの歯列矯正費用
<医療費控除の対象にならないもの>
・ビタミン剤など医薬品以外のもの
・人間ドッグなど検診費用(検査の結果、治療が必要な病気が見つかった場合は対象となります)
・予防のための費用(インフルエンザ予防接種など)
・美容整形の治療代
・入院時の自己都合による差額ベッド代
4.家族の医療費も含めてOK
医療費控除の医療費は自分の分だけでなく生計を一にする家族の分も含めてOKです。
所得税は所得が高ければ税率も高くなります。よって一番所得の高い人に家族全員分の医療費をまとめて申告すればより節税効果が高まります!
5.医療費控除のやり方
医療費控除を申請するためには確定申告をする必要があります。
確定申告のやり方は別記事で紹介しています!↓
【2020年最新版】確定申告のやり方を解説します! | 税理士と社労士のお悩み相談室 (ameblo.jp)
手順は下記のとおりです。
① 医療費のレシートなどを集める
② 集計シートをネットからダウンロード
医療費集計フォームのダウンロード:令和2年分 確定申告特集(準備編) (nta.go.jp)
③ 集計し、確定申告書に反映させる
7.まとめ
医療費控除は節税効果のある税制です。
入院など大きな医療費の出費があった年は忘れずに医療費控除をやりましょう!
所得税申告書作成代行承ります!
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